レジェンドの金言⑦

ソフトボール

代名詞的存在。

上野由岐子

2008年夏の北京。

オリンピックの大舞台。

準決勝そして

決勝進出決定戦の

ダブルヘッダー

両試合とも完投。

さらに翌日決勝戦

連投で完投。

 

物心ついた頃から

野球ばっかり

観ていた自分は

その姿を見て

驚きとか

尊敬とか

感動とかより

不思議な

気持ちだったのを

覚えている。

当時もう彼女は

20代も半ばを過ぎていて

高校球児では

ないんだから

と。

野球とは

違うとはいえ

むしろ

もっと重いボールで

肘はどうなっちゃうの

と。

 

その北京オリンピック

決勝で

当時無敵の

アメリカに

勝利し

ソフトボール日本代表は

悲願の金メダルを

手にして

日本中が湧いた。

上野由岐子

そのど真ん中にいた。

 

その上野由岐子

言葉はとても重く

深い。

 

「日ごろできないことは

グラウンドに出てもできない。

だから、グラウンドで

一流になりたいんだったら、

日常生活も一流にならないと。」

 

「人に負けてもいい。

しかし、やるべきことを

やらない自分の弱さだけには

絶対負けたくない。

芯の強い心をつくっていきたい。」

 

ソフトボール日本代表

上野由岐子